2001年モデルのTITANだが、まだまだ現役のボード。2002年からは、NAISHが自らボードブランドを立ち上げたので、これは、MISTRALから出たNAISHの最終モデル。
サイズは255cm×61cm×109Lで、当時としては画期的なワイド&ショートデザイン。前年の2000年には、FLOATERという255cm×59cm×99Lのライトウインド用ウェイブ・ボードの先駆けになったボードを出していて、それと似たデザインである。
TITANは、フリーライドボードだが、ボードのアウトラインが丸いため、よく走り、よく曲がるので、乗っていて楽しく、その頃に乗っていたJP270に比べても、カービングの気持ち良さは、さすがNAISHだと感じた。
メインに乗せるセイルは6.3だが、7.5~5.5アンダーまで使える。フットストラップのデルリンは、前が、4つのうち前から2つ目、後ろは、ストラップ1本にして、3つのうち真ん中で、前後のストラップ幅は約40cmになる。ジョイント位置は、テイルから129.5~131cmぐらい。
NAISHのボードの魅力は、画期的なコンセプトのデザインを、たまに出してきて、見た目のデザインは変わっていても、乗れば、普通にNAISHの乗り味で走るところである。
このデザインコンセプトは、2002年モデルで、FLYING PIGに進化していく。