今、メインで使っているのは、2002年モデルのNAISH FLYING PIGで、当時のフリースタイル・ボードとしては、斬新的なサイズ(239cm×59.9cm×101L)だが、走れば普通にプレーニングし、フリーライド的に使えるボード。
特に、琵琶湖のオンショアの小波コンディションには、バッチリで、テイルには、ウイングが入っているので、ジャイブや小波の中での反応が良く、大き目のウェイブ・ボードみたいに使えるところが気に入っている。
幅が約60cmあるので、静止浮力は十分あるが、プレーニング時の体感浮力は、テイルにウイングがあり、ボリュームがしぼられているので、表示体積より小さめに感じる。セイルは、主に6.3と5.5で使用。
気になる点は、付属のフィンが、厚みがあって、短いフリースタイル用のデザインのせいか、プレーニングのスピードが遅く感じるので、JPのオンショア・ウェイブ・フィンを使用しているのと、ストラップのスタンスが、前を一番前、後ろをセンターの一番後ろにしても、38cmで、フリースタイル用には、これぐらいかもしれないが、もうちょっと広めのスタンスの方が好みである。
F2のチリのような、今のフリースタイル・ボードとは、乗り味は違うが、フリーライドや小波のウェイブとしてなら、このボードの方が合っていると思う。